2015年12月30日水曜日

イスラエルを振り返って ~ 赦されたけが 6 ~

ガリラヤ湖での滞在があと半日となった昼下がり、ようやく、
少しゆとりが与えられて来たので、ガリラヤ湖畔にでてみることにしました。
チームに参加するに当たって、神様が何を語って下さるのかと期待しておりましたので、
湖畔でゆっくりと神様との交わりを持てることになり、ようやく心も落ち着きました。




穏やかなガリラヤ湖を眺めながら、神様の前に静まって、祈りつつ聖書を開き、
心地よい湖からの風に吹かれてしばらく黙想しておりました。
その中で、イザヤ書56章のみ言葉は今までに何度も読んでいる箇所ですが、
この時は、特別にこのみ言葉が心に残り、これからの具体的な働きに関して、
神様が個人的に語りかけておられるように思いました。


また、何年もの間お祈りしてきたことですが、神様が与えて下さる名前を
頂きたいと願っておりました。名前に関しては、これまでに何度か、
黙示録 3:12 『私の神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、
わたしの新しい名とを書きしるす。』という御言葉から、 ‟エルサレム” という名前を
語っておられるのではという思いがあったのですが、この時に、イザヤ書の51章の
み言葉から神様が与えて下さる名前について心に確信が与えられて、
‟エルサレム”という名前を受けとることができました。


このように、本当に弱くされて、車いすで主の前に出ていたそのような者に、
神様は、親しく臨んで、必要なみ言葉を与えて励まして下さり、
恵みを豊かに現わして下さいました。
慈しみ深く、憐れみ深い主を、心からほめたたえます!














2015年12月27日日曜日

イスラエルを振り返って ~赦されたけが 5 ~

ガリラヤ滞在も残すところ後一日となった1月2日(月)のことです。
毎日聖書を通読しているのですが、その日の朝は、新約聖書のヤコブの手紙1章でした。
『さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。』(ヤコブ1章:2節)
のお言葉に心が留まり、しばらくこのみ言葉を思いめぐらしていました。

神様は、‟試練をこの上もない喜びと思いなさい。”と仰っておられる。

試練を喜びなさい。・・・・・・・・・・・。

試練て、もしかしたら、喜び!?

それをこの上もない喜びと思いなさいって。・・・・・・・・・・・・・・・・・。

この上もないっていう事は、この上がないんだから、もしかして最高ってこと!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

そうかー。さまざまな試練は喜びなんだ!

そして、さまざまな試練に会うときは、最高なんだ!!


神様は、試練を通し最高のことをして下さっておられるということに思い至った時、
私の内側から喜びが沸き上がってき゚たのです。
そして、それからは、車いすの移動も、まるで、パラリンピックの選手になったような気持ちで、
楽しくて、楽しくて、仕方ありませんでした。
神様にこの事を教えて頂けたことは、本当に幸いでした。ハレルヤ!





2015年12月22日火曜日

イスラエルを振り返って~ 赦されたけが 4 ~

いよいよ、11月1日、新年を迎え、私は礼拝のためにガリラヤ湖畔まで車いすをお借りし、
その後、お返しすることに致しました。素晴らし青空と心地よい湖からの風を受けながら、
チームの方々や菅牧師ご夫妻と共に新年礼拝に預かることができ、
主に心から感謝致しました。

イスラエルのブーゲンビリア

新年のお言葉〈ルカ2:2,4〉をいただき、祝福のうちに礼拝が終わったその直後に、
何と、ツアーガイドの方が、現地調達の私専用の車いすを届けて下さいました。
それは見事なタイミングでした。神様が私の足を与えて下さいました。
クッションの良く効いた座り心地のよいイスラエルの車いすは、何時間座っていても
疲れを覚えませんでした。このように、多くの方々の温かな助けをいただいて、
神様のご愛の中で、何も困ることなく、恵みのうちにこの日も過ごすことができました。
ハレルヤ!


























2015年12月13日日曜日

イスラエルをふり返って ~ 赦された怪我 3 ~

一晩、足を高く上げて冷やしながら、10月31日、いよいよ群れの年度末、
大みそかを迎えました。引き続き、足の事を感謝をしながら、この日は、
更に一年間の感謝をささげる時が与えれて、本当に感謝致しました。

その中で、昼間、ふと思わされたことがありました。今までそのようなことを
あまり考えた事がなかったので、そのことを思い廻らしていましたが、
不思議なことに、その晩の集会で群のリーダーが、同じようなことをお話しされ、
とても心に残りました。


こうして、私自身が願っていたような年度末の過ごし方ではありませんでしたが、
神様の豊かなお守りの内に、2015年度を終えることが出来たことを、
心から主に感謝を致しました。ハレルヤ!


                     船上からのガリラヤ湖





















2015年12月5日土曜日

イスラエルをふり返って ~ 赦された怪我 2 ~

さて、無事にホテル戻って来ることができ、ひと段落したところで、
これからの移動手段を考えなければなりませんでした。
片足を使えない状態でしたので、わたしの部屋から、お食事の場所まで
移動するのはその状態では難しく思われました。そこで、お部屋に夕食を
もって来て頂こうかなどと考えていた丁度その時、何と、このチームに
車いすで参加されておられた牧師様の奥様から、車いすを貸して下さる
とのお申し出があったのです。「常時使うわけではないので、使って下さい」と。

神様は、まさに、必要なものを見事なタイミングで与えて下さり、その後、
約2日弱、神様の次の備えを見るまでお借りすることができました。
主をほめたたえます!

ガリラヤ湖畔の夜の集会

この群れの年度末も迫った10月30日のこの夜には、昨年に引き続いて、
メシヤニックジューの牧師先生が来てくださり、メッセージを取り次いでくださいました。
私も神様の備えて下さった車いすで集会に参加させて頂き、その恵みに
預かることができました。ハレルヤ!